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2013年1月28日 (月)

鳴門市ユニバーサルデザイン点検会に行ってきました

この冬、一番の冷え込みとなった126日、過去に二度程、東京の幕張メッセで毎年開催されている国際福祉機器展に足を運んだ事もある私だが、地域の公共施設に対して、これまで余りというかほとんど関心すらもつことは無かった。だが、身近な公共施設を、色々な立場の異なる方々と共に、ユニバーサルデザインあらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず、多様な人間が利用されやすいよう計画・設計する考え方)によって誰もが暮らしやすいまちづくりを推進していく為に、参加される方々がどのような考えを持っておられるのか、私自身に関心が芽生えたこともあり参加させていただくことにした。

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 最年少は中学生で車いす使用者はもちろんの事、行政担当者から高齢者まで建築士会のメンバー17名を加え68名が、真新しい鳴門市消防本部3階会議室で顔を揃えた。930分に開会、県保険福祉部の大西英治課長の挨拶のあと、建築士会の矢部洋二郎氏と河村勝氏による説明があり、ABC3班に編成され、寒風の中、点検箇所である鳴門市役所の本庁舎、共済会館、駐車場に震えながら向かった。

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 鳴門市役所は、
1963年に、建築家:増田友也氏の設計によって建てられ、当時としては、かなりの斬新なデザインで脚光を浴びた建物らしく、今日でも専門家によると知る人ぞ知る建物だが、老朽化が待ったなしで進み、多様化する行政サービスを行う拠点としては、如何ともしがたい建物に変貌しており、ユニバーサルデザインの点検では、問題点が多く見つかる事は誰もが予想できた。

 一例を挙げると、受付カウンターがどれもが高く、案内表示の位置、規格もバラバラで、通路には長椅子等が置かれているものの、車椅子が通行困難な通路が多く、階段も直線で長く踊り場が無く、手摺も不十分、段差も多く、また車椅子では上がれない階もあり4人掛かりで担いであがる等、多くの問題点があらわになった。

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 早速、点検結果を持ち帰り、ワークショップで班ごとにまとめ、真剣に改善案を考えて意見を出し合った。

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 これらの改善案が少しでも実現する事を願いつつ昼食のあと、各班それぞれに問題点や改善案を発表し、中でも中学、高校、大学生が問題点、改善案を精査し熱弁を振るった。

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 身体障害者の方、高齢者の方、教育関係者、最後に行政関係者として鳴門市役所総務課長の天満秀樹氏より感想を述べられ、全ての日程を終えた。

 今回、初めて参加し、私自身が少しストレスに感じる事が、立場の違う方々にとっては計り知れないストレスを感じていることを痛感した。健常者でありながら当日、最初から最後までご自身の車椅子を使用して参加された中瀬博幸氏は、本当の事を知るためには、自らが同じ視線に立ち、物事を見て考えていかないと何も見えてこないと言うことを実践され、とても感服した。

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 ユニバーサルデザインは、身近な所から、人が人を思いやる心のゆとりを持つことが大切で、環境づくりや人間形成を、社会全体で信頼しあい、協調することが極めて重要だと改めて感じることのできた有意義なイベントであった。

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